概要
unixbench はマシンの性能を評価するベンチマークツールです
いろんなマシンで使ってみたので紹介します
環境
- CentOS 7.3.1611
- gcc 4.8.5
- make 3.82
- perl 5.16.3
- docker 17.03
- Mac OS X 10.12.3
- Apple LLVM 8.0.0
- make 3.81
- perl 5.18.2
事前準備
実行するには gcc, make, perl が必要なので環境に合わせてインストールしておいてください
CentOS7
- git clone https://github.com/kdlucas/byte-unixbench.git
- cd byte-unixbench/UnixBench
- ./Run
- ./Run dhry2reg
で実行できます
Run に引数がない場合は全テストの実行なります
平気で 1 時間ほどかかるテストなので気をつけて実行してください
Run の後にテスト名の引数をしてすることで実行できるテストを制御できます
指定可能なテスト名には以下のようなテストがあります
- dhry2reg・・・2つのレジスタを使用した整数・文字列演算
- whetstone-double・・・倍精度浮動小数点演算
- syscall・・・システムコール
などプログラミングの処理に必要なテストを網羅してます
全テストの内容は以下を御覧ください
https://github.com/kdlucas/byte-unixbench/blob/master/UnixBench/USAGE
docker
- docker pull tutum/unixbench
- docker run tutum/unixbench
- docker run tutum/unixbench dhry2reg
で後はひたすら待つだけです
標準出力に unixbench の結果が流れると思います
こちらも全テスト実行すると 1 時間ほどかかります
run のあとの引数にテストを指定することできます
Mac
Mac もソースからコンパイルするのですが、Github にある最新版だと Sierra 用のパッチがなく make でエラーになるので 5.1.3 というバージョンを使います
- wget ‘https://github.com/kdlucas/byte-unixbench/archive/v5.1.3.tar.gz’
- tar zvxf v5.1.3.tar.gz
- cd byte-unixbench-5.1.3
- wget ‘https://gist.githubusercontent.com/barusan/11033924/raw/a4f8041dd651ba14b03710b383b9b8a194c323fb/UnixBench5.1.3.mavericks.patch’
- cd UnixBench
- patch -p1 < ../UnixBench5.1.3.mavericks.patch
- make
- ./Run dhry2reg
という感じです
最新版のパッチはちょっと探しても見つかりませんでした
最後に
いろんなホストで unixbench を試してみました
基本は Github から持ってきたソース内にあるバイナリを動作させて、動かなければソースをコンパイルしてい実行かなと思います
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