概要
フル版はピッチ変換ボードにリフローだけされているボードになります
ヘッダピンはハンダ付けされていないので自分でハンダ付けする必要があります
今まで開発ボードを使っていたのですが、フル版を手に入れたので試してみたいと思います
まずは AT コマンドを送信するところまでやってみました
環境
- Arduino IDE 1.6.9
- ESP-WROOM-02ピッチ変換済みモジュール《フル版》
- FTDI USBシリアル変換アダプター(5V/3.3V切り替え機能付き)
- ジャンパケーブル
配線
配線は以下の通りです
ブレッドボードが 5 列しかないものを使ったので ESP-WROOM-02 の中からジャンパケーブルを出しています
シリアルで通信して AT コマンドのやり取りをするためには以下の配線が必要です
- 3V3 -> ブレッドボード+
- EN -> ブレッドボード+
- IO2 -> ブレッドボード+
- IO0 -> ブレッドボード+
- IO15 -> ブレッドボード-
- GND -> ブレッドボード-
- TXD -> シリアルアダプタRX
- RXD -> シリアルアダプタTX
ブレッドボードの + と - には FTDI の変換ケーブルから供給される VCC, GND を接続してください
この配線をすることで ESP-WROOM-02 は「Flash Boot Mode」になり AT コマンドを実行することができるようになります
動作確認
上記の配線をして FTDI の変換ケーブルと PC を接続してください
そして Arduino IDE を起動してシリアルポートを選択しシリアルモニタを開いてください
あとは AT コマンドを実行するだけです
今回は AT と AT+GMR を実行してみました
最後に
とりあえずフル版でシリアル通信できる配線をして AT コマンドを送信してみました
今まで開発ボードで作業していてフル版は初めて使ったのですが、めっちゃ大変でした
開発ボードだと USB で接続するだけで AT コマンドも実行できたので、それに比べるとかなり大変でした
次回はフル版に Arduino のスケッチを書き込んでみたいと思います
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