概要
RaspberryPi 公式のカメラモジュールを使ってみました
ちょっと高価ですが、かなり簡単に使えて高解像度なカメラです
環境
- Raspberry Pi Type B Single Board Computer 512MB
- Raspberry Pi Camera Module Rev1.3
- Raspbian 8.0 (Jessie)
- Kernel Version 4.1.7+ #817
配線
配線の全体図は以下の通りです
RaspberryPi のボードにあるカメラモジュール用のコネクタにカメラモジュールを追加するだけです
ケーブルに文字が書かれている方を LAN ケーブル側に向けて接続します
コネクタは上に引っ張ると蓋がオープンになります
そしたら、ケーブルをコネクタの奥に入れてから蓋をクローズしてください
カメラのレンズの部分には保護シールがあるので剥がしましょう
RaspberryPi の設定
配線できたら RaspberryPi でカメラモジュールを使えるようにします
- sudo raspi-config
で Config を起動します
起動したら「5. Enable Camera - Enable this Pi to work with the Raspberry Pi Camera」を選択します
Enable を選択しましょう
一旦 RaspberryPi の再起動が必要なので再起動します
再起動が完了すればカメラが使えるようになっています
実際に試してみましょう
試してみる
今回は専用のコマンドラインがあるのでそれを使って試してみます
コマンドは「/opt/vc/bin/」配下にいろいろとあります
例えば
- /opt/vc/bin/raspistill -o photo.jpg
とすると 2592x1944 の解像度の photo.jpg というファイルが実行したディレクトリに保存されます
撮影した画像にもよりますが、ファイルのサイズはだいたい 2 MB くらいになります
コマンドを実行すると 2 秒くらい経ってからファイルが生成されました
ファイルの加工とかもしているのでファイル生成までに若干時間がかかるようです
解像度や撮影モード ( ナイトリーモードやスポーツモードなど ) ホワイトバランス、手ぶれ補正などできる様々なオプションも用意されています
最後に
紹介は以上です
静止画以外にも動画を撮ったりリアルタイムでカメラのプレビューを出力することもできるようです
そのためのコマンドもいろいろと用意されていました
次回は Python から制御してプログラマブルにカメラを使ってみたいと思います
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