概要
過去に UTM+M2 mac で ARM版 Windows が起動するか確認しました
その際は UUP Dump というサイトで生成した ISO イメージを使用しました
CrystalFetch は更に簡単に Windows の ISO をダウンロードできるツールです
今回は CrystalFetch をインストールし CrystalFetch で生成した ISO を使って ARM版 Windows が起動するか試してみました
環境
- macOS 14.2.1
- UTM 4.4.5
- Windows11 23H2 arm64
CrystalFetch のインストール
Apple Store で公開されているのでそこからインストールするのが簡単です
Windows11 23H2 のダウンロード
CrystalFetch を開くとデフォルトの画面がすでに Windows の最新版をダウンロードできるようになっています
そのままダウンロードしましょう
5.33GB ほどあるのでダウンロードできるまで待ちましょう
「22631.2861.231204-0538.23H2_NI_RELEASE_SVC_REFRESH_CLIENTCONSUMER_RET_A64FRE_ja-jp.iso」という名前のファイルができれば OK です
UTM で Windows マシンを作成する
新規仮想マシンの作成を選択します
仮想化を選択します
Windows を選択します
チェックボックスは以下のようにします (デフォルトがそうなっているはず
先ほどダウンロードした ISO のパスを指定します
CPU、メモリの割当を決定します
ホストマシンのリソースに合わせて好きなように設定しましょう
ストレージの容量を決定します
ホスト側と共有したいディレクトリがある場合は指定します
概要を確認して問題なければ保存します
あとは VM を起動しましょう
起動時のメモ
UEFI Interactive Shell に入ってしまう場合は「exit」と打って一度抜けます
更に次の画面で設定画面になるので矢印でカーソルを動かして reset します
そのあとで「Press any key to boot CD or DVD」が表示されたら何かしらキーを押してマウントしている ISO から起動するようにします
初回は ISO から Windows をインストールする必要があります インストール完了後は ISO は不要なのでマウントを解除してあげましょう
あとはインストール後に SPICE tools をインストールする必要があるのでインストールしましょう
最後に
CrystalFetch で Windows11 の ISO をダウンロードし UTM で動作するか確認してみました
CrystalFetch を使った場合 UUP Dump で面倒な選択をしないで良いのと自分でスクリプトを実行して ISO をビルドする必要がないのでかなり楽に ARM版 Windows を手に入れることができます
0 件のコメント:
コメントを投稿